多くのスイス製高級時計は時の試練に耐えられるように設計、製造されております。 最適なお手入れを定期的に実施されていれば何世代にも渡って美しく正確な時を刻み続けることも可能です。 メンテナンスの頻度はご使用状況や保管状態等によって変化いたしますが、一般的にクォーツ（電池式）時計で6年から8年、機械式（ゼンマイ式）時計で3年から5年のメンテナンスサイクルが推奨されております。

日々の業務を行う中でお客様から様々なご依頼、ご要望を賜っております。
リューズが破損した又は紛失した、ガラスが割れたりヒビが入った、プッシュボタンが取れた、回転ベゼルが回らなくなった、中には固定ベゼルが衝撃で飛んで行ってしまった... などの不慮の事故でお客様の大切な時計に何らかの部分的な損傷が発生する場合がございます。

長年、腕時計をご使用されますと腕時計の本体ケース、金属ブレスレットやバックルの隙間部分に汗、皮脂、ホコリ、石鹸や香水成分などが入り込み、汚れが固着硬化し、やがて頑固な汚れや塊となって簡単には綺麗に出来ない状態になることがあります。